BaseActor
Align2Dクラス
Actorの座標の基準位置を決定するオブジェクトです。
- BaseActorオブジェクトのalignプロパティには、Align2Dクラスのコンストラクタの第1引数を割り当てることができます。内部でAlign2Dオブジェクトに変換されます。
- alignプロパティを読み出した場合は、alignに代入したときの値が返されます(変換されたAlign2Dオブジェクトではない)
コンストラクタ
new Align2D(val)
valには次の値を指定できます
- 文字列(スペースまたはカンマ区切り)
- 次の「文字列または数値の配列」とみなされます。数値に見えるものは数値として扱われます。
- 文字列または数値の配列
- 1番目の文字列が次の「オブジェクト」のh、2番目の文字列がvに相当します。1番目、2番目ともに省略可能。
- 1番目の数値が次の「オブジェクト」のoffset.x、2番目の数値がoffset.yに相当します。1番目、2番目ともに省略可能。
- オブジェクト
- h
- 横方向の配置を"left", "center", "right"で指定します。 x がそれぞれ、画像の左端、中央、右端になるように表示します。省略値は"center"
- v
- 縦方向の配置を"top", "middle", "bottom"で指定します。 y がそれぞれ、画像の上端、中央、下端になるように表示します。省略値は"middle"
- offsetX, ofsX, ox, x
- offsetY, ofsY, oy, y
- offset, ofs
- x, yをもつオブジェクトを指定し、基準点を指定した座標だけずらします。省略値はともに0
- 他のAlign2Dオブジェクトを指定することも可能です
例えば、"left bottom 10 -20"なら、「画像の左下端から右に10ピクセル、上に20ピクセル移動した場所」を基準点とします。
次はすべて"left bottom 10 -20"と等価です。
- ["left", "bottom", 10 , -20]
- {h: "left", v:"bottom", ox: 10, oy: -20}
- {h: "left", v:"bottom", {offset:{x:10, y:-20}}}