HTML式

HTMLUIクラスで使用される，HTMLの内容を記述するための配列・オブジェクトの表記方法です．

構文

["タグ名",{属性名1:属性値1, 属性名2:属性値2, ...},要素1, 要素2 ....]

この構文によって，次のようなHTMLが作成されます：

<タグ名 属性名1="属性値1" 属性名2="属性値2">要素1 要素2</タグ名>

• 要素1, 要素2 にはHTML式または文字列が入ります．
• 属性値は文字列または関数です．
  • 関数は属性名がonで始まるものにのみ指定可能です．逆に，属性名がonで始まるものには必ず関数を指定する必要があります．
• 属性名が1個もない場合は{属性名1:属性値1, 属性名2:属性値2, ...}は省略可能です．

例

このように書いたHTML式は，

["div", {style:"background:white;"},
  ["h1", "Welcome"],
  ["button", {onclick: function () { print ("World");  }}, "Hello"]
]

このようなHTMLに解釈されます． ※buttonにはclick時のイベントが割り当てられています

<div style="background:white;">
  <h1>Welcome</h1>
  <button>Hello</button>
</div>